2026.01.24
私がデザインに関係する仕事を始めたのも、キッカケは視覚に訴えるグラフィック的な要素でした。
CDのジャケットであったり、ポスター、チラシ、、様々な媒体に映し出されるビジュアルは10代の頃より深く私に影響を与えました。とはいえ、私は芸大出のアーテイストなどにはならず(なれず)、紆余曲折あり現在に至ります。
元々、マックス・フーバー(Max Huber)という方のデザインを率先して見ている時期がありました。
ヨーロッパを代表するグラフィックデザイナーの一人で、鮮烈な色彩とリズミカルな構成、ダイナミックなタイポグラフィを特徴とする前衛的なビジュアル表現で知られています。 商業デザインの領域に抽象的で実験的な感性を持ち込み、ポスターや企業ビジュアルを通じて、アートとデザインの境界を軽やかに越える仕事を残されております。
恐らく、この「アートとデザインの境界」という所に一番惹かれたような気がします。シンプルに芸術家としてではなく、クライアントの意向を汲み取る商業デザイナーとしても最前線で活躍をされていたという"バランス"を上手く保たれていた所でしょうか。

ちょっと前置きが長くなりましたが、今回の展示の概要をお伝えしておくと
1960〜70年代の日本で広がった、既存の演劇の枠を越える実験的な小劇場文化と、その潮流の中から生まれたポスター表現に焦点を当て、社会への問いかけや自由な創造性を視覚的に体現したアングラ演劇の美術的側面を紹介するもので、舞台と呼応しながら挑発的かつ先鋭的なデザインとして時代の熱量を今に伝える、日本のアヴァンギャルド精神を感じ取ることができる内容となっております。
もう一回見に行きたい!というのが率直な感想です。
社会に迎合する感じでもなく、でも尖りすぎているわけでもないけど、「自分の存在」や「思い」というものを全力でぶつけているようなメッセージを平面的なビジュアルから感じました。
AIの生成なんか、、と言いたい所ですが、私も結構AI使ってます♪